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Teradata Integrated Web Intelligence

オンライン/オフラインデータを統合し、マーケティングに活用するためのプログラム

Teradata Integrated Web Intelligence(Teradata IWI)は、Webアクセスログやソーシャルメディアのデータと、従来から存在するダイレクトチャネルから得られた顧客取引明細データを統合し、マーケティングに活用するためのプログラムです。マルチチャネル統合と、単一の顧客ビュー(SCV: Single Customer View)を実現するための、データ連携、蓄積、分析、活用を包括支援します。

オンラインとオフラインのギャップを埋める

今日の消費者は、インターネットを利用して自ら情報を閲覧し、さらに消費者間で情報交換を行うことによって、生活や娯楽情報の取得、そしてそれに伴って必要になる企業の商品やサービスの選択をより賢く行うようになってきています。さらに、スマートフォンやタブレットといったデバイスの普及によって自宅やオフィスだけでなく、外出先でもこれらの行動に制約が無くなってきたばかりか、地理空間上に特有な情報も、これらデバイスを通じて取得、交換するようになってきています。

そしてこのような消費者の動きは、「大きなうねり」となって企業に影響を与え始めています。商品やサービスに対する評価やレビューが書き込まれ、従来型のメディアとは異なる情報ソースとして認知され、購買や利用の判断基準とされるようになってきています。

一方でダイレクトチャネルでは取引を介して、詳細な顧客データを得ることが可能です。しかしながら取引前段階で発生する顧客の検討プロセスや、取引後に発生する評価、口コミのプロセスを理解することはされてきませんでした。それらはあくまでアクセスログの分析や、ソーシャルメディア上での口コミ分析にとどまり、包括的な顧客理解に至ることはありませんでした。Teradata IWI は、このようなギャップを埋めます。統合的な顧客理解に基づき、より顧客中心志向の企業に生まれ変わるための基盤を提供します。

Teradata IWI の構成要素

Teradata IWI は、以下のサービス及び製品群で構成されます。導入済のテクノロジー、個別の要件に応じて、取捨選択可能です。

オンラインデータ取得/連携サービス

以下4つのプロセスを可能とする仕組みを構築します。

  • 1. 抽出 : Webサーバーのアクセスログデータ、ソーシャルメディア上のプロファイル/活動データを抽出
  • 2. 変換 : アクセスログデータのセッション化等、分析可能な形に変換
  • 3. 取込 : Teradataデータベース上に取り込み
  • 4. 連携 : マルチチャネル向けオファーテーブルの用意、ソーシャルユーザー向けのメッセージ配信

データ活用支援コンサルティング・サービス

オンライン/オフラインデータを統合し、マーケティングに活用していくためのコンサルティング・サービスです。以下3フェーズで展開されます。

  • 1. 初期フェーズ : 現状課題整理、注視すべき指標や実施すべき分析手法のデザイン
  • 2. 分析フェーズ : データ分析結果の提供と実施施策に関する提案
  • 3. 運用フェーズ : 継続的なデータ分析及び施策立案の支援

Teradataデータベース

オンラインデータ、オフラインデータを統合的に蓄積、管理し、分析に利用するためのデータベースプラットフォームです。

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Teradata Aster

アクセスログやアプリケーションログ、文書データのような準構造化データの専門的な分析と、変換処理を実行するためのプラットフォームです。

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Teradata Industry LDM

従来からのオフラインチャネルの顧客データと、オンラインチャネルの顧客データを統合的に蓄積するための論理データモデルを提供します。各チャネルのデータは顧客識別子に基づいて統合され、マルチチャネル環境下における透過的な分析を実現します。

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各種分析ツール

実施する分析に応じて、各種レポーティング・ツール、テキストマイニング・ツール、データマイニング・ツール等をご提案します。また、データマイニング・ツールである Teradata Warehouse Miner、顧客分析/キャンペーン管理ツールである Relationship Manager を利用することにより、以下のようなマルチチャネル統合型マーケティングを実現することが可能です。

  • 1. 分析データセットの構築と顧客モデル作成/確率及び分類スコア計算実施
  • 2. 顧客セグメントの構築と維持管理
  • 3. 顧客セグメントの分析
  • 4. キャンペーン対象者リストの自動抽出と最適化
  • 5. セグメンテーションとデータマイニングの確率スコアをミックスさせた
    マルチチャネル・リコメンデーション用オファーテーブルの構築
 

導入のメリット

Teradata IWI が目指すのは、従来からのマーケティングや CRM が標榜する顧客リレーションシップの構築、維持、拡大と、なんら変わりありません。どのようなチャネルがポピュラーになっても、企業の収入は常に顧客によってもたらされます。その顧客との関係を開始し、強化し、末永く続けることがビジネスの基本です。

  • 1. 新規顧客の獲得 - 新たな基盤となる顧客との関係を開始する
  • 2. 既存顧客の維持 - 離反を阻止し、継続的な関係を維持する
  • 3. 優良顧客の育成 - 顧客満足を伴う支出増を促し、関係を強化する

一方、オンラインチャネル特有のデータから得られる顧客知識として、「影響力」と「嗜好性」が挙げられます。ソーシャルメディア上のユーザーはユーザー間でつながっており、それぞれのユーザーはパーソナルメディアとしての影響力を有しています。自社に関するポジティブな言及も、ネガティブな言及も、ネットワークされたユーザー間で伝播し、ポジティブ、もしくはネガティブな影響を与えます。当然ながら、これは上述したような顧客との関係開始や離反に間接的な影響を与えることになりますし、顧客支出の誘発や抑制にもつながります。
また、オンラインチャネル上での閲覧行動や言及内容は、そのユーザーの興味、関心、行動等、嗜好の範囲を規定します。既存チャネルからのデータと合わせ、顧客が求めるコトと、求めないコトの境界線を理解することができれば、無用なジャンクメッセージの排除と、ニーズに合致したマーケティングメッセージや提案を行うことが可能となります。Teradata IWI が支援するマーケティングは、顧客に関する360度の視界を基盤とした、より詳細で、深く、広範な顧客理解に基づくマーケティングです。

 

消費者にとっての意味

Teradata IWI で取得するソーシャルメディア等からのデータは、オプトイン(ユーザーによる許可)済のデータを対象とします。そのため、データの取得/管理/活用はプライバシーに配慮した形でなされます。一方でオプトインによって、消費者は自らの嗜好に適した提案を、適切なタイミングで、適切なチャネルを通じて受け取ることができるようになります。これはすなわち、無用な提案や、タイミングと場所をわきまえない売り込みの抑制をも意味し、煩わしい企業メッセージに自らの時間を費やすことの回避にもつながります。
消費者から見たときに、自らの声をよく傾聴し、ニーズを理解し、より自分にフィットした商品やサービスを提案してくれる企業 - Teradata IWI が目指すのは、そのような信頼できる企業の支援です。

 

関連リンク

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